平成19年10月9日~10月10日は60番~75番まで16ヵ寺を巡礼する
台風15号接近に付き朝から雨の巡礼となり写真の写りが非常に悪い物と成りました。ご容赦下さい。
第60番横峰寺
此処からマイクロTaxiで片道30分掛かり横峰寺に行く。 雨天の中をお参りする。
細い曲がりくねった道をジャンボタクシーで行くと、広い駐車場がある。天気の日には、此処からの 眺めは瀬戸内海が一望出来るそうだが生憎の雨で何も見えなかった。
境内の標高は700m以上で、霊場中でも3番目の高さで森閑とした境内に、立派な本堂と大師堂が向かい合って建つていた。その昔まだ林道が整備されていなかった頃、巡礼には半日かけて歩いたいた。
第61番香園寺
巨大なコンクリートビル。1階に大師堂、2階が本堂となっている。須弥壇のスケールもケタ違いに大きく、それを取り巻く827席の様相はさながらホールの感じである。安産などにご利益のある”子安大師”で知られている。
第62番寶寿寺
山門では”一国一宮”と大書された石柱がある。手入れの行き届いた小庭園など全体がバランス良く出来ている。山門右脇に立つ安産観音像は、どこか微笑ましく感じた。
第63番吉祥寺
注目は国道から入って直ぐ右手にある”成就石”石に空いた穴めがけ本堂前から目隠しで進み、金剛杖をそこに通せば願望成就。
第64番前神寺
石鎚蔵王大権現堂と共にあることからか境内は意外と懐深く、山に抱かれるように本堂までの道のりも結構長い。途中にあるのが、御滝不動尊。かってはここで滝打ち修行をしたそうだが、いまは願懸けの1円玉が無数に目に付く。
第65番三角寺
石段を登れば境内。山門には鐘がぶら下がっている。落ち着いた山寺だ。
安産などにご利益あり。
第66番雲辺寺
雲辺寺ロープウェイ乗り場、運行時間は7分で頂上駅に着く!
雲辺寺山頂は標高921m,四国高野の異名どうり名実ともに霊場中でも最高峰の札所である。境内至る所に配置された5百羅漢、本堂脇の”おたのみなす”など、見所も多い。
第67番大興寺
運慶作の仁王像を抱く立派な仁王門を潜り、大師お手植えの巨大な茅や楠が繁る脇の石段をのぼれば境内。地元では”小松寺”の名で親しまれてきたとうり、そこかしこにさりげなく永き信仰の歴史を感じる