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第8回四国八十八ヶ所(60番~75番)巡礼 NO2
平成19年10月9日~10月10日は60番~75番まで16ヵ寺を巡礼する

写真上でクリックして拡大写真にしてご覧下さい。

第68番神恵院と第69番観音寺は、1つの境内に2つの札所がある。

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観音寺と共通の仁王門を通って、さらに長い石段を登った先に建つのが神恵院。本堂はかって観音寺の西金堂で、琴前八幡宮の別当、神宮寺が前身。以前か上記のように有りましたが今は変わりました。
仁王門を上がって左へ行きコンクリートのトンネルの階段の上に本堂が有り、大師堂はトンネルの左に位置しています

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登ってきた石段を戻れば左手に本堂、右手に楠の古木や大師堂など。
そして正面に古色蒼然とした鐘楼を眺める。この鐘楼の飾りが凄い。四隅に龍を配し、その間を雲海模様が埋め、それぞれの側の中央にはビリケン像のような人形が様々な姿態で屋根を支えている。内に入って見上げれば天井一面に渦巻く雲海模様。ちょっと感動する。神恵院からの移動時間が掛らないのがうれしい。

第70番本山寺

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駐車場と向かい合う格好で建つ切妻造りの仁王門は、国の重要文化財。
広い境内には国宝の本堂(大師が一夜建立したとされる)や明治末期に建てられた五重塔、実物大の二頭の馬像、手の行き届いた庭園など様々なものがあって飽きさせない。馬頭観世音菩薩を本尊とするのは、四国霊場広しといえども唯一である。


第71番弥谷寺

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駐車場から俳句茶屋を過ぎて行けば仁王門、そこから262段の石段を上がって金剛拳大菩薩像、さらに108段の階段を上がると”獅子の岩窟”のある大師堂、そして境内を奥へ巡れば魔崖仏を経てようやく本堂。死者の往く寺だ。


第72番曼荼羅寺

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蔵界の曼陀羅を安置したことから、その名が付いたとされている。

第73番出釈迦寺

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曼陀羅寺とは目と鼻の先で、山に向かって少し上がるだけ。我拝師山を背景に捨身ヶ獄遙拝所が目を引く。大師が7才の時、衆生を救わんとばかりにこのやまの頂きから深い谷へ身を投げたというエピソードに基づくもので、その際に釈迦如来が現れて「一生成仏」の宣を授けたことからその名が付いたとされる。
捨身ヶ獄禅定は寺から約2kmの奥の院である。

第74番甲山寺

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全体的にこじんまりとした印象だが、手入れの行き届いた豊かな庭の緑のせいか、不思議なほど心落ち着く境内である。ここから東へ約900mほど行った所にある仙遊寺は番外霊場で、大師が幼かった頃によく遊んだ場所とした言い伝えられている

第75番善通寺

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さすが大師生誕の地だけあって境内はさらに広大で、済世橋を渡って入る西院には大師個人にまつわる建造物として御影堂や聖霊殿、奥殿などがあり、観光地の一つとしても賑わっている

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五重塔や本堂などを有する東院は、どちらかと言うとしっとりした広場的印象、例年11月3日は空海まつり、人出も大変多い。
仁王門をくぐれば、西院本坊の御影堂に進む。その地下に、能満所願の本尊を奉りした戒壇廻りがある。真っ暗な中を、左手で壁をなでながら89mを行く。
だんだん怖くなり「南無大師遍照金剛」が自然に口に出る。中程の大師がお生れになった下の所に祭壇が設けられてあり、その御灯明の明るさでほっとする。
by tonoharu | 2007-10-13 08:03 >|TOPに戻る


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